【カイロ篠田航一】内戦が続くシリアのアサド政権に対し、関係が途絶えていたアラブ諸国が接近を図っている。アラブ連盟(21カ国と1機構で構成)は2011年11月、反政府デモ隊への弾圧を続けるアサド政権への制裁として「連盟資格停止」に踏み切り、多くの加盟国は外交関係を事実上凍結した。だが近年、アサド政権は内戦での優位を固めており、各国は「内戦後」を見据えて関係正常化を模索し始めたとみられる。
アサド政権に敵対する反体制派を支援していたアラブ首長国連邦(UAE)は昨年12月、内戦開始後に閉鎖した在シリア大使館を再開した。UAE外務省は声明で「シリアの独立と主権を支持する」と述べ、アサド政権敵視の姿勢を転換させた。バーレーンも大使館再開の動きがある。
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