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里海とわたし

/4 ファームスズキ社長 鈴木隆さん(42) 生態系守る養殖法 /広島

車エビの養殖池の前で、「手間をかけ、最適な生態系を保っている」と話す鈴木隆さん=広島県大崎上島町で、高山梓撮影

 日照時間が長く気候が温暖な瀬戸内海沿岸では、古くから塩製造が盛んだった。竹原港(竹原市)からフェリーで約30分の大崎上島(大崎上島町)で車エビやカキの養殖をするファームスズキの養殖池も、塩田跡の池を利用したものだ。

 現在、県内で車エビを養殖するのはファームスズキのみ。生態系を守るため毎年時間をかけて池の環境を整え、薬品を一切使用しない手法にこだわる。社長の鈴木隆さん(42)がこの養殖池と出会ったのは2011年春。小学校の頃から魚釣りが好きで、水産大学校を卒業後に水産物卸会社に就職。08年に冷凍カキの輸出会社を設立し、海外に通用する殻付きのカキの養殖を始めようと候補地を探していたところだった。

 池は1955年ごろから車エビ養殖が盛んに行われていたが、バブル崩壊とともに価格が暴落するなどして廃…

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