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「新年」に食べる

日本の中の世界/5 福が飛び出す水ギョーザ

「中華料理 チャイナ」を営む大中笑子さん(左)と料理人の男性。「福」と書かれた赤い正月飾りは笑子さんの夫が中国で買った=京都府福知山市で

 <くらしナビ ライフスタイル>

 中国では北部を中心に、家族で作った水ギョーザを、旧暦に基づく旧正月の春節(今年は2月上旬)に食べて祝う。あんから何が出てくるか。一年の運勢を占い、新年に欠かせない料理だ。

 中国のことわざに「舒服不如倒着、好吃不如餃子(気分がよくなるには寝るにしかず、おいしいものならギョーザにしかず)」とある。京都府福知山市の「中華料理 チャイナ」の店長、大中笑子さん(57)を訪ねた。「一番好きな食べ物はギョーザ」と笑子さん。中国東北部のハルビン市出身で幼い頃からギョーザを作った。「包んだギョーザを2歳くらいで並べることができる。8、9歳ごろにはギョーザを作っていた」と話す。

 母は中国残留孤児で、笑子さんは家族で1979年に帰国した。笑子さんは春節の思い出を「豪華な料理やおやつを食べたり、新しい服を作ってもらったり、爆竹を鳴らしたりして祝う。とても楽しみだった」と振り返る。来日3年目の料理人の男性(44)も「ギョーザをたくさん食べるが、中にはコインなどを入れたものがあり、当たると幸せになるといわれている。春節が待ち遠しかった」という。

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