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大竹文雄・評 『生産性 誤解と真実』=森川正之・著

 (日本経済新聞出版社・3240円)

最先端のエビデンスを見事にまとめる

 日本経済は、人口減少に直面しているだけではなく、GDP(国内総生産)の2倍にもなる政府債務残高を抱えている。こうした環境の中で、私たちの生活水準を維持していくことは並大抵のことではない。人口が減るなかで政府債務累積問題を解決するには、1人当たりのGDPの成長率を人口が減るスピード以上に高める必要がある。

 逆に言えば、生産性を高めることができれば、私たちは税負担を増やさずに、生活水準を下げないで、今の社会保障や政府サービスを享受できるのだ。では、私たちは消費税を上げる必要がないくらいに生産性を高めることはできるのだろうか。

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