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「キャプテン翼」のテレビアニメが始まった1983年。千葉県四街道市の県立千葉盲学校寄宿舎にサッカーチームが生まれたきっかけは、小学部4年の男児の一言だった。「先生、サッカーのシュートってどうするの?」。寄宿舎指導員だった霜田幸宏さん(63)が学校にあった鈴入りのボールを使って手ほどきすると、男児はすぐに夢中になった。
練習の参加者が増えて8人ほどになると、試合もしたくなった。校舎と寄宿舎を行き来し、同じ教職員と同級生以外触れ合う機会の少ない子どもたちに、もっと「外」と交流させたいとも考えた。
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