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白イノシシ一家 亥年で人気 大分・松木の宝八幡宮

人なつこい白イノシシの「げん」。中央は育ての親の藤原さん=大分県九重町で、楢原義則撮影

 今年のえとは「亥(い)」――。初詣客でにぎわう大分県九重町松木の宝八幡宮(甲斐素純宮司)境内横の小屋で飼われている珍しい白イノシシ一家5匹が、「吉祥の証し」として改めて人気を集めている。

 初めてお目見えしたのは2006年11月。氏子で建築業の藤原三治さん(67)が、その3年前に八幡宮裏の宝山で白化現象とみられる白イノシシの雄を見つけ、奉納したのが始まり。すぐ、白い雌も見つかり、翌12月にめでたく結婚。「シロくん」「ユメちゃん」と名付けられた。

 ほぼ毎年生まれるウリ坊はすべて白毛。現在は2代目のシロ、ユメ夫婦と妹、子供の雄「げん」、雌「ゆい」の5匹。東京から九重町に帰省し、見物に訪れた井上将司さん(38)は「本当にみんな白くてびっくり。体がでかい」。長男の竜之介さん(10)は藤原さんの手助けでげん(3歳、体重約80キロ)に餌をやり、「鼻が柔らかい」と驚きの表情。藤原さんは「げんは自分(藤原さん)を親と思っている」と笑う。

 奈良時代末の769年に起きた弓削道鏡事件。僧道鏡が宇佐八幡宮の御神託があったとして皇位継承を狙ったが、これを「偽託」と見破った和気清麻呂は道鏡の怒りを買い、鹿児島に流された。途中の宇佐八幡宮近くで刺客に襲われたが、300匹のイノシシが現れ救ったという伝承も残る。藤原さんは「松木地区は平家落人伝説にも彩られており、ぜひ、歴史探訪も含めて見に来てください」と話す。【楢原義則】

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