メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

波のまにまに

悲しい唄はいらない=戸田栄

 さざ波に似た調べを三味線は奏でることができる。ゆるりと寄せては引く波に身をゆだねると、体の無駄な力が抜け、うつらうつらとしてしまう。そこへ、不思議な歌詞が始まる。

 ♪舟をひきあげ 漁師は帰る

  後に残るのは 櫓(ろ)と櫂(かい)

  浪(なみ)の音 ヨイショコショー

  浜の松風

 漁を終え、浜に戻ってきた漁師が後片付けをしている様子を描いている。民謡「淡海節」の1番の歌詞だ。異なる説もあるが、滋賀の民謡とされることが多く、私も琵琶湖の情景を思い浮かべながら弾き語りの練習をしている。

 それにしても、なぜこんな様子を歌にしたのだろうか。わざわざ歌うのだから、主題は特別なことがふさわし…

この記事は有料記事です。

残り617文字(全文909文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 拳銃置き忘れの女性巡査長に停職1カ月 風俗店でバイトも 依願退職

  2. 近江・林ドラフト指名なし「3年後は必ず」 決意胸に社会人の強豪西濃運輸へ

  3. 人生は夕方から楽しくなる 政治ジャーナリスト・田崎史郎さん 「地獄」見たからこそ、分かることがある

  4. 女性巡査が「出会い系」通じ男性と交際、懲戒処分に 山口県警

  5. 菅原経産相指示「この人はカニ、この人はイクラね」 立憲が元秘書の音声データ公開

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです