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「新年」に食べる

日本の中の世界/6止 幸せの国の優しい料理

「デシ」を調理中のチョデンさん。手にしているのは、ご飯を炊く前に加えるターメリックだ=東京都豊島区で

 <くらしナビ ライフスタイル>

 ヒマラヤ山脈の東部、国民総幸福(GNH)を国づくりの柱に掲げる南アジアのブータン。「ロサル」と呼ばれる新年の朝は、家族で囲む素朴な料理で始まる。

 東京・巣鴨。在日ブータン人、ドゥプト・チョデンさん(35)の自宅を見つけたのは、約束した時刻の少し前だった。ちょうど玄関先にいたチョデンさんとばったり。「日本は時間が早いですね」。にっこり笑って出迎えてくれた。

 途端に、取材でブータンを訪ねた13年前が頭に浮かんだ。インタビュー場所へ向かう途中、前方でちょっとした交通事故があった。一緒にいた運転手も通訳も、みんな事故現場の手伝いへ。内心慌てた筆者の予感通り、取材には大幅に遅刻した。けれど、当のインタビュー相手は何事もなかったかのよう。時間に追われる自分の生活が思わず恥ずかしくなった。初対面のチョデンさんに、ブータンの「豊かさ」を思い出した。

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