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美食地質学入門

第10講 イセエビ リアス式の恩恵、御食国

塩焼き(左下)、具足煮(右下)、刺し身のイセエビ料理=三重県鳥羽市の答志島で、松井宏員撮影

 新年にふさわしく、正月飾りにも使われるイセエビを求めて、いざ三重県鳥羽市の答志島へ。今回の日本列島のポイントは、伊勢志摩のリアス式海岸だ。

 大阪から鳥羽まで近鉄特急で約2時間、鳥羽から定期船で答志島に着いた。昼時、魚のセリがあるというので、マグマ学者の巽好幸先生、「エコール辻大阪」の大引伸昭先生と共に早速、漁協(鳥羽磯部漁協答志支所)へ向かう。

 イセエビ漁の解禁は鳥羽沿岸部は10月1日だが、答志島は半月早い9月中旬だという。仲買人が集まってきた。今晩、お世話になる旅館「美さき」の若旦那、橋本崇さん(36)も来ていて、説明してくれる。「セリではなく入札なんです。手に札を持って、値段を書き込んでるでしょう」。確かに、チョークで値段を書いている。島の人口は約2400人。その7~8割が漁師だという。イセエビは? 「解禁直後は多かったですが、今は…

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