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平和をたずねて

昭和の戦争を語る/4 軍人首相、強硬外交を復活=広岩近広

 軍人出身で元陸相の田中義一が政友会総裁として首相に就いたのは、1927(昭和2)年4月だった。外相の兼任は、中国への軍事的な不干渉政策を通してきた幣原喜重郎外相を排除したことによる。

 強硬外交を復活させた田中首相は、陸相時のシベリア出兵に懲りていなかった。就任直後、中国の内戦に干渉して山東省への出兵を決める。「居留民の保護」を名目にしながら、蒋介石の率いる国民革命軍の北伐に歯止めをかけ、満蒙(まんもう)(中国東北部の満州と内モンゴルの蒙古)への影響を防ぐ狙いがあった。国民革命軍との武力衝突に発展した済南事件を機に、第3次の山東出兵を行う。岩井忠熊さんは次のように語る。

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