メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

阪神大震災「デジタルアーカイブ」公開 2500点閲覧可能

震災当時の写真が並ぶデジタルアーカイブの画面(フェイスブックから)

 阪神大震災時の写真や動画をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブック(FB)で保存・活用するデジタルアーカイブが、8日に公開された。追悼行事「阪神淡路大震災1・17のつどい」の実行委員会が企画し、現在は約2500点が閲覧可能。デジタルで次世代に記録を継承するのが狙いで、防災教育に活用し、資料の収集も進める。

 実行委は2018年の「つどい」から写真と動画を集めはじめ、個人や団体から約1万点が寄せられた。アーカイブ化はFBの日本法人が協力。関西学院大(兵庫県西宮市)の学生ボランティアらが写真をスマートフォンで撮って電子データ化し、日付や場所など説明を付けている。

 資料は時系列に並べ、震災の発生から復興までを追体験できるよう編集する。写真や動画は市民やコープこうべ(神戸市)などが撮影したもので、神戸市中心部の倒壊したビルの写真や、火災で焼けた須磨区や長田区の街並みを電車の窓から撮影した動画もある。

 現時点では、撮影地点が不明な資料が多いが、実行委は「提供者らに確認し、可能な範囲で特定したい」としている。

 人と防災未来センター(同市)の上級研究員で、都市計画コンサルタントの小林郁雄さん(74)は計約7000点の航空写真などを提供した。1995年2月8日の182枚は、復興に役立てようと、被害実態を把握するためヘリコプターから撮影した。小林さんは「世界最大規模のSNSで公開される意義は大きい」と話した。

 アーカイブの専用ページはhttps://www.facebook.com/1995.1.17kobe/。17日に神戸市中央区の東遊園地で開催されるつどい会場でも提供を呼びかける。問い合わせは実行委事務局(050・3590・0117)へ。【目野創、反橋希美】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. パワハラで課長を停職3カ月 被害の部下3カ月休職 埼玉・嵐山町
  2. コンビニで成人誌取り扱い中止 8月末からセブン、ローソンで
  3. 小室圭さん、母の元婚約者男性との「金銭問題は解決済み」と公表へ
  4. 北海道のベトナム人実習生21人解雇の恐れ 愛知の青果卸売会社
  5. 新宿・歌舞伎町のビルで発砲 男性が死亡 容疑者は逃走

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです