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記者の目

平成とは 変わる家族と社会保障 安心と充足求める旅へ=野沢和弘(論説室)

 「サザエさん」「肝っ玉かあさん」「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」など、たくさんのホームドラマが昭和にはあった。そのしがらみが少しばかりうっとうしく、時には憎悪を生むことがあったとしても、家庭が暮らしの安心を生む源泉であることは疑いようがなかった。平成で思い浮かぶのは……「渡る世間は鬼ばかり」くらいだろうか?

 ホームドラマの舞台は決まって自営業の一家か大家族である。住み込みの従業員や親戚やご近所の人々が集まっては悲喜劇を巻き起こし、そこにドラマが生まれる。

 第1次産業や自営業から都市部の会社へと働く場が移るにつれて、核家族やシングル家庭、独居が増えた。人々がホームドラマに共感を持ちにくくなった理由かもしれない。家族でテレビを見ること自体が少なくなった。

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