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Stand・by・you!そばにいるよ

相模原市の障害者施設で元職員が入所者ら46人を殺傷する事件が起き、障害者は不幸だと決めつけるような容疑者の供述が社会に衝撃を与えました。それでも福祉や介護、医療などの現場では、共生を願い、誇りとやりがいを持って当事者のそばに寄り添う人たちがいます。「Stand by you! そばにいるよ」では、これからを担う世代の奮闘を紹介していきます。

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Stand・by・you!そばにいるよ

聴覚障害者と会話、笑顔で伝える 電話リレーサービスの手話通訳、上地真美さん

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上地(うえち)真美さん(26)

 福祉関係の通信サービスを提供する「プラスヴォイス」(仙台市)で、パソコン画面越しに聴覚障害者と手話や文字で会話し、それを電話口で聞こえる人に伝える「電話リレーサービス」のオペレーターを務める。法律問題や保険など、通訳内容は多様だが、看護師資格を持つだけに「聴覚に障害がある人の医療機関受診のきっかけになれば」との思いを強く持つ。

 手話には幼い頃から興味があった。看護専門学校時代に地域のサークルで学び、卒業後は横浜市内の病院で働く傍ら、盲ろう者のデイサービス施設でボランティア活動もした。そんな中、ろうの知人がけがで病院を訪れた。ろう者が使う「日本手話」は日本語と文法が異なり、文章を書くのが苦手な人も少なくない。問診で筆談に苦労しているのを見て、手話通訳を買って出ると喜ばれた。

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