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世界遺産がプラスチックごみで危機に ユネスコ担当者「国際的な枠組み必要」

無人の英領ヘンダーソン島で漁業用のネットに絡まって死んだウミガメ=2015年(ジェニファー・レイバースさん提供)

 【パリ賀有勇】国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)で海洋関連の世界遺産の保全を担当するフラニー・ドゥーベール氏が毎日新聞の取材に応じ、プラスチックごみによる海洋汚染で、手つかずの自然が残る離島の世界遺産が、緊急の救済措置を要する「危機遺産」リストに入る可能性を示唆した。海洋汚染は一国では対応が困難なため、地球温暖化対策の「パリ協定」のように、ごみの発生を抑制する国際的な枠組みが必要だとも訴えた。

 ドゥーベール氏は、ユネスコ世界遺産センター・世界遺産海洋プログラムのコーディネーター。南太平洋上の英領ヘンダーソン島を例に挙げて「地球上で最も汚染された世界遺産の島」だと述べた。無人のヘンダーソン島は景観美と生物多様性が評価され、1988年に自然遺産に登録。数年おきにしか人の往来がないが、最近の研究で大量のプラスチックごみが海岸に流れ着いていることが明らかになった。漁業用ネットに絡まって息絶えた…

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