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日本航空は9日、2017年12月の成田―シカゴ線に乗務した男性機長(59)がアルコール検査を後輩の男性機長(53)に代わってもらって不正にすり抜けていたと明らかにした。日航は同年8月に新型の感知器を導入して飲酒対策を強化したばかりだった。日航は国土交通省に報告していなかったが、10日発売の週刊誌が報じることが分かり、急きょ公表した。
日航によると、この便には機長2人と副操縦士の計3人が乗務予定だった。先輩の機長が出発前の成田空港で予備の感知器で呼気を計測したところ社内基準(呼気1リットル中0・1ミリグラム)に近い0.09ミリグラムだったため、後輩にアルコール検査の替え玉を依頼していた。5日後に後輩の機長が上司に申告した。先輩の機長は「搭乗前日の午後8時半ごろまで、缶酎ハイ(350ミリリットル)3本を飲んだ」と説明したという。
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