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再生の道標

西日本豪雨半年 砂防ダム整備率5倍差 広島県、過去の被災地優先裏目 「低リスク」熊野町、死者12人

砂防ダム建設用の道路工事が進む広島県坂町小屋浦地区の天地川=2018年11月、東久保逸夫撮影

 西日本豪雨で犠牲者が全国で最多の115人(うち関連死6人)に上り、唯一、砂防ダムも決壊した広島県で、砂防ダムなどの整備率が豪雨前、市町間で最大5倍以上開いていたことが県への取材で判明した。災害被災地を優先整備していたためで、県は今回の豪雨被災地も来年度末までに111カ所増設する方針。一方で被害が従来少なかった熊野町は12人が死亡しており、専門家らからは「次の災害に向け偏りない整備が必要」との声も上がる。【東久保逸夫】

 県は「土砂災害警戒区域」が全国最多。砂防ダム設置や急傾斜地補強が必要なのは1万1372カ所に上るが、昨年度末の県内整備率は31%。全23の市町別では呉市(56%)や竹原市(43%)など9市町で県平均を超えたが、豪雨で死者10人以上の東広島市(18%)、熊野町(20%)、広島市(25%)など14市町が平均以下で最低は神石高原町(10%)。

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