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盛岡市中央卸売市場青果部の最古参。場内でてきぱきと仕事をこなし、今はリンゴで忙しくしている。付き合いの長い顧客が多く、自身で買い付けをして全国各地へ発送する。
1914(大正3)年に祖父が始めた青果卸業。男4人兄弟の三男で、他の兄弟は安定を求めて会社員になった。戦後の混乱期に商売ができず、再開にこぎ着けた時に両親から「仕事を手伝ってほしい」と頼まれた。高校1年の冬、学校をやめて家業を手伝い始めた。当時は盛岡の中心部に近い南大通に店を構え、五つ玉のそろばんをはじいて商売をしていたという。
68年、市中央卸売市場の開設と同時に店を法人化し、市場内に移転。父親から経営を引き継いだ。顧客の要…
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