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激動の世界を読む

長期経済変動の底流 「大破局」の再来止めよ=政策研究大学院大学長・田中明彦

 次から次に起こる事件や危機の連鎖の底流で何かが大きく動いている。平成の時代が終わり、冷戦終結から30年がたつ現在、世界はこれまでと違う時代に入りつつあるのではないか。年明けの各メディアの社説やコラムの論調はそのような視点にあふれている。

 どのような底流なのか。言うまでもなく、昨年以来頻繁に指摘されるようになったのが「新冷戦」である。目のはなせない課題であって、筆者もまた同様の論考を発表している。しかし、ここでは、新冷戦のさらに底流で、政治や技術なども取り込む長期の経済変動が起きているのではないかということを考えてみたい。

 冷戦後30年の時代は日本では低成長の時代であったため、日本にいるとこの時代が世界的にみても低成長だ…

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