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西日本豪雨半年 集団移転、故郷裂く 愛媛、上流ダムの評価分かれ 「防集」不調、自治会解散

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集団移転を巡り解散した自治会「三島町組」のある地域では、取り壊された家、片付けを終えそのまま放置された家がある=愛媛県西予市野村町地区で2018年12月26日、中川祐一撮影
集団移転を巡り解散した自治会「三島町組」のある地域では、取り壊された家、片付けを終えそのまま放置された家がある=愛媛県西予市野村町地区で2018年12月26日、中川祐一撮影

 西日本豪雨の際、ダムの放流で肱川が氾濫し5人が犠牲になった愛媛県西予市野村町地区。昨年暮れ、一つの集落が消えた。高台などへまとまって移る防災集団移転促進事業(防集)を巡り、集落は賛否で二分され、苦渋の選択で自治会を解散した。放流は「人災」との批判も上がる中、ダム直下の住民は、災害がもたらす不条理に今も苦しめられている。【中川祐一】

 「忸怩(じくじ)たる思いだ」。先月16日、野村公民館で開かれた集落の自治会「三島町組」の定時総会。組長の藤本一三さん(76)は組を清算することを説明した。

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