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三菱地所が9日、複合商業施設「イムズ」の再開発着手を発表したことは、福岡市が中心部で進める再開発施策「天神ビッグバン」の弾みになりそうだ。同市は、国際都市としての魅力を高めることを狙いに、容積率緩和の「特典」で再開発を支援。既に複数の再開発プロジェクトが動き始めている。ただ、目標とする2024年までのビル30棟建て替えの実現のハードルは高い。
「天神ビッグバン」は、24年に期限を区切って民間の老朽化ビルの再開発を促す事業で、天神交差点から半径約500メートル(約80ヘクタール)が対象となる。その第1弾が、不動産開発の福岡地所(福岡市)が15日に着工するオフィスビル「天神ビジネスセンター」(仮称)だ。地上19階、地下2階建て、延べ床面積約5万4800平方メートル。21年9月の完成を目指す。明治通り沿いの低層階にカフェなどの商業テナント、…
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