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虹架かる

豪雨からの復興/8止 倉敷・真備 井原鉄道、新学期再開を実現 /岡山

2019年7月8日の吉備真備駅周辺の様子。高架下の機器室(右奥)は一時、屋根の上まで水につかった=井原鉄道提供

 11日に開業20周年を迎える第三セクター・井原鉄道(井原市)の井原線。総社市から倉敷市真備町地区を通り、広島県福山市まで続く総延長約42キロの道のりは、8割以上が高架または盛り土の上だ。

 真備町地区には川辺宿、吉備真備、備中呉妹の3駅があり、どれも地上から高さ5メートル以上にある。エレベーターなどはなく、「高齢者には使いづらい」とも言われるが、昨年7月の西日本豪雨では、この高さが水害から線路を守った。しかし、吉備真備駅の高架下に設置された信号機などの機器室は完全に水没した。この場所で制御していた総社-三谷(矢掛町)間(約15キロ)は被災から2カ月近く運行できなかった。

 井原鉄道によると、鉄道の信号関係機器の部品は特殊で、メーカーに発注後、製造されることが多い。交換する部品全てを発注すれば、「2カ月での運転再開は難しかった」と畦坪(うねつぼ)和範社長(63)は明かす。開業以来最大のピンチを救ったのは、日ごろから情報交換している近隣の鉄道会社だった。同じ第三セクターの智頭急行(鳥取県智頭町)や土佐くろしお鉄道(高知県四万十市)のほか、JR西日本(大阪市)などから備…

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