赤字や演出を巡る対立で混乱した徳島市の阿波踊りで、人気の演出「総踊り」中止に反発し昨夏に強行開催した有力踊り手団体「阿波おどり振興協会」は10日、主催者の実行委員会(委員長・遠藤彰良市長)の会合に出席し、今夏の阿波踊りでの総踊り再開などを「条件が整備されれば受ける」(山田実理事長)と大筋で合意した。実行委の諮問機関、運営協議会への参加も了承した。昨年発足した新たな実行委と振興協会が直接協議するのは初めて。
会合で、遠藤市長は振興協会に対し、披露する演舞場を日替わりで切り替えての総踊り実施や、昨年は実行委が依頼しなかった前夜祭への出演などを依頼。山田理事長は協力する姿勢を見せた一方で「(これまでの経緯の)検証なしで建設的な話ができるのか」とただしたり、昨年の収支などを追及したりする場面もあった。
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