「大阪都構想」で法定協開催 公明との対立続いたまま

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法定協議会で自民党府議と言い合いになる松井一郎知事(左端)=大阪市中央区で2019年1月11日午後2時35分、猪飼健史撮影
法定協議会で自民党府議と言い合いになる松井一郎知事(左端)=大阪市中央区で2019年1月11日午後2時35分、猪飼健史撮影

 「大阪都構想」の制度案(協定書)を議論する法定協議会(法定協)が11日、大阪府庁であった。松井一郎知事(大阪維新の会代表)は3月中のとりまとめを求めるが、公明党は「府民生活の改悪につながらないか、確認できない限り議論は終結できない」と述べ、日程ありきの決定を否定した。松井知事は「議員の任期内で責任を果たすべきだ」と反論し、対立は続いた。

 この日は、各会派の合意がないまま、今井豊・法定協会長(維新)が開催を決定。「会長権限の逸脱だ」などと運営手法についても批判が相次いだ。八重樫善幸府議(公明)は、2017年6月の府議会での松井知事の発言を引用。公明が導入を主張する総合区について「(法定協で)特別区と比較しながらよりよい案を作るとの話だった」と、議論の継続を迫った。

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