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ベネズエラ マドゥロ大統領2期目をスタート 米など19カ国は認めず

大統領就任式でVサインをするベネズエラのマドゥロ大統領=首都カラカスの最高裁で10日、AP

 【サンパウロ山本太一】南米ベネズエラの反米左派、マドゥロ大統領が10日、2025年までの2期目をスタートさせた。米国とカナダ、中南米の計19カ国は、昨年5月のベネズエラ大統領選について「正当性がない」とし、マドゥロ氏再任を認めていない。

     首都カラカスの最高裁であった大統領就任式でマドゥロ氏は「ベネズエラは帝国主義国(米国)とその同盟が率いる世界大戦の中心にいる」と演説し、米国が主導するベネズエラ孤立化に対抗する姿勢を鮮明にした。

     米大陸諸国が参加する米州機構(OAS、35カ国)の常設委員会は10日、マドゥロ氏の再任を認めないとする決議案を19カ国の賛成で承認した。14カ国が棄権・反対した。

     ポンペオ米国務長官は声明で「ベネズエラが民主的秩序を取り戻すための移行プロセスを始める時が来た」と述べ、経済制裁を強化する考えを示した。米政府は8日、大規模汚職に関与したとして、ベネズエラの元政府高官ら7人とテレビ局など23団体を制裁対象に加えたばかりだ。

     パラグアイのベニテス大統領は在カラカス大使館を閉鎖し、全外交官を撤収させると表明した。ペルーはマドゥロ氏を含む政権幹部ら約100人の入国を禁止すると発表した。

     ベネズエラは中国やロシアとの関係を深めている。マドゥロ氏の就任式には左派政権のキューバ、ボリビアの首脳が出席した。

     ベネズエラでは、13年のマドゥロ政権発足後、輸出の9割以上を占める原油の価格下落などで経済が悪化。食糧や医薬品の不足など経済危機が深刻だ。国際通貨基金(IMF)の予測によると、19年のインフレ率は年1000万%。人口の約1割にあたる300万人がすでに国外に逃れている。国連は19年中にさらに200万人以上が脱出すると推測する。

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