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ぷかぷかさんと

/下(その1) 障害者働くベーカリー 人気の理由は味と人

 障害しょうがいのあるひとたちがはたらく「カフェベーカリーぷかぷか」(神奈川県横浜市かながわけんよこはまし)。経営けいえいくるしい時期じきもありましたが、いまでは地域ちいき人気にんきてんです。みせで1にちはたらいてみたところ、人気にんき理由りゆうえてきました。おとずれるひとやぷかぷかをつくったひとにもはなしいてみました。【横田よこた香奈かな

     「ここのパンは、とにかくあじがいい。小麦こむぎ本来ほんらいあじがしておいしい。素材そざい大事だいじにしている」。しゅうに3~4かいしょくパンを目当めあてにかよ岩沢いわさわ孝志こうしさん(57)は、こうはなします。

    お客さんに商品を渡すぷかぷかさん

     ぷかぷかでは、国産こくさん小麦こむぎ天然酵母てんねんこうぼ使つかい、こだわりのパンづくりをしています。経営けいえいする高崎明たかさきあきらさん(69)は「障害者しょうがいしゃつくったからってあげようではなく、おいしいからいたいとおもってもらえるようにしたかった」と説明せつめいしてくれました。

     高崎たかさきさんは、養護学校ようごがっこうで30ねん以上いじょう先生せんせいつとめました。学校がっこうでは、あめるとはだかになって校庭こうていしたり、かべあたまをがんがんぶつけたり、想定外そうていがい行動こうどうをする生徒せいとたちに「毎日まいにちおろおろしていた」といます。

     その一方いっぽうで「そばにいるだけでみょうこころやすらいだ。わたしたちはもっと自由じゆうきていいということを養護学校ようごがっこう生徒せいとたちからおそわった」。そんなかれらにほれみ、「ずっとそばにいたい。一緒いっしょきていきたい」と、知的障害ちてきしょうがい精神障害せいしんしょうがいがあるひとたちがはたらとして、ぷかぷかをつくりました。

    ぎて失敗しっぱい

     みせでは障害しょうがいのあるひとたちを「ぷかぷかさん」とびます。開店かいてん当初とうしょは、ったぷかぷかさんが、店先みせさきおおきなこえみをしていました。近所きんじょから「うるさい」と苦情くじょう電話でんわたこともあります。

     それでも、ぷかぷかさんたちは、ありのままの接客せっきゃくスタイルはえませんでした。地域ちいき理解りかいはだんだんとひろがり、パンのおいしさも評価ひょうかされていきました。

     ちかくに双子ふたご安武やすたけふうさん(5)とほのさん(5)姉妹しまいは、つきに2~3かい、おりのしおパンをっていきます。おかあさんの恵莉えりさん(34)は「パンがおいしいので散歩さんぽついでにています。どもが自然しぜんかたち障害しょうがいがあるかた存在そんざい気付きづいて、差別さべつをしないそだってほしいというおもいもあります。いい出会であいのきっかけをくれたおみせです」とはなします。

     「おいしさ」をてこに、みせ地域ちいきなかにとけんでいきました。=2めんにつづく

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