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カンボジア・プノンペン 開発の陰に土地奪われし人の涙

家と土地を失いろうそくの灯りを頼りにバラックの家で夕食を食べる子どもたち=カンボジア・プノンペンで2013年12月5日、写真家の高橋智史さん撮影

 カンボジア・プノンペン。人口約220万人を抱える首都の中心部に位置するボレイ・ケイラ地区。最盛期には1700家族以上が暮らしていたが、2000年代初頭から住民は商業地区としての開発計画にのみ込まれていった。開発業者は、退去の補償として10棟の共同住宅の建設を約束したが、住宅は最終的に8棟しか建設されなかった。10年4月、資金繰りが悪化したとして残り2棟の建設を一方的に放棄した。そこへ入居できるはずだった人々は元々の家にとどまり続け、建設再開を幾度も求め抗議運動を続けたが、約束は果たされることはなかった。人々は、バラックでの劣悪な生活に追い込まれ、16年1月にようやく政府から出された最終的な補償案に合意するまで、その地で闘い、あえぎ苦しみ続けた。今も数家族が適正な補償を求め同地区で抗議運動を続けている。

 「12年1月3日、重武装した100人以上の警官と開発業者のメンバーがショベルカーと共にボレイ・ケイ…

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