メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

印パが非難合戦 パキスタンの中国総領事館への襲撃事件を巡り

 【ニューデリー松井聡】パキスタン南部カラチで昨年11月に起きた中国総領事館への襲撃事件を巡り、パキスタンとインドが非難合戦を繰り広げている。南西部バルチスタン州の独立を目指す武装組織が犯行声明を出したが、パキスタンはインドの情報機関が組織を支援していると非難。一方、インドは支援を否定したうえ、「パキスタンこそテロを支援する同国内の動きに対して行動を起こすべきだ」と批判し、泥仕合の様相を呈している。

     同州には、中国が進める巨大経済圏構想「一帯一路」の重要拠点のグワダル港がある一方、独立を目指す少数派バルチ人の武装組織が中国の進出を批判し、テロを繰り返してきた。パキスタンはこれまでも、インドが独立の動きを支援していると非難してきた。

     カラチの地元警察は11日、テロにはインドの情報機関(RAW)が関与したと発表。だがインド外務省はすぐにこれを否定し、インドが実効支配する係争地のカシミール地方で、パキスタンの軍情報機関(ISI)が武装組織を支援していることを暗に示唆してパキスタンを批判した。

     昨年8月に就任したパキスタンのカーン首相は当初、両国の関係改善の意向を示した。だがカシミール地方でインドの軍や警察を標的にしたテロが続いているほか、中国総領事館の襲撃を巡る対立もあり、関係改善は当面難しそうだ。

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 稀勢の里引退会見「土俵人生に一片の悔いもない」
    2. 過激ゆるキャラ「ちぃたん☆」に頭抱える高知・須崎市 「観光大使」自称
    3. 新潟 NGT山口真帆 暴行被害5つの「なぜ」 騒動謝罪から一夜、広がる波紋(スポニチ)
    4. 海外高級住宅購入、ヨットクラブ会費・・・ゴーン前会長の私的流用が次々判明 日産内部調査で
    5. ORICON NEWS 純烈リーダー・酒井、無念の謝罪 結成時にDVの事実確認も「わからなかった」

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです