メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

加藤陽子・評 『鶴見俊輔伝』=黒川創・著

 (新潮社・3132円)

思想家鶴見を正面から描く

 亡くなって3年余となる鶴見俊輔。その名を聞いて思い出されるのは何だろう。

 『回想の人びと』(ちくま文庫)の表紙、南伸坊の手になる可愛い鶴見の横顔か。あるいは京大会館でクリームソーダを飲む鶴見か。

 いずれも穏やかな鶴見の姿だ。だが今回、黒川創が書いた評伝の表紙、ハーヴァード大学入学記念に撮影された少年の写真は、怜悧(れいり)な美しい貌(かお)をしてこちらを凝視している。

 晩年の鶴見は人を見る時、「この人は国民の中にいて自分一人の道を歩く人かどうか」を尺度とすると述べる…

この記事は有料記事です。

残り1196文字(全文1456文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 就職活動でOB訪問の女子学生にわいせつ容疑 大林組社員逮捕
  2. 神村学園伊賀分校女子サッカー部 創部1年で新人大会優勝 /三重
  3. 市立船橋高 合格者に不合格、不合格者に合格通知郵送 校内掲示は正確
  4. セクハラ 女子学生と13泊の准教授を停職処分 弘前大
  5. 写真、職歴、家族、出身校・・・ 辺野古反対派市民の情報ズラリ

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです