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頼もしい学生消防団員 長崎県は加入促進強化 3市3町に31人

消防ホースを片付ける消防団員の学生=長崎県佐世保市川下町の佐世保市消防団第25分団で、和田恭代撮影

 高齢化や人員不足が課題になっている消防団で活動する学生が増えている。長崎県佐世保市では、県立大学佐世保校と佐世保高専の学生11人が市消防団に所属。訓練を積んで災害現場に出動するほか、広報活動などにも活躍している。【和田恭代】

     消防団員は、火災や災害の現場で消火活動などをする非常勤特別職の公務員。県消防保安室によると、県内の団員数(昨年4月1日現在)は1万9738人(前年同期比123人減)で、40代以上が4割を超える。県は消防団の組織強化のため大学生の加入促進に取り組んでおり、学生団員は3市3町に計31人(前年同期比7人増)いるという。

     県立大佐世保校には現在、1~3年に計10人の消防団員がおり、独自に消防団の説明会を開くなどリクルート活動にも一役買う。同大地域創造学部の西岡誠治教授は「学生が地域の中に入ることで理解が深まり、地域貢献できることは大きい」と意義を強調する。

     同大3年の岩佐祐介さん(20)は2年前の説明会をきっかけに団員になった。これまで火災現場に7回出動し、ホースの延長や伝令などの作業に従事。経験を積むなかで、社会人と違って昼間にも時間の融通が利くことや、体力があることなど若い力の必要性を実感したという。

     市消防団の錦戸弘明団長は「学生を団員不足の補完とは考えていない。避難誘導や避難所設置などでも活躍してもらいたい」と期待を寄せる。岩佐さんは「学生を受け入れてくれた人たちに恩返しがしたい」と今後の活動に意欲を語った。

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