<since 1909>
独自技術でお客様の安心を支える
1995年1月17日未明に発生した阪神大震災は、住友ゴムの中枢、神戸市中央区にある本社と工場を直撃した。夜勤中の従業員約150人は無事だったが、工場建屋は大きく損傷し、操業不能となった。
一刻も早く生産再開をしないと多くの顧客に迷惑がかかる。神戸工場だけで生産していた二輪車用タイヤとゴルフボールの生産再開が急務だった。経営陣は、神戸工場を閉鎖し、無事だった生産設備を移設して、名古屋や福島県の白河など他工場での生産再開を決断した。労使一体の懸命の取り組みにより、被災後わずか1カ月で二輪車用タイヤの生産再開にこぎつけ…
この記事は有料記事です。
残り434文字(全文722文字)