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学校とわたし

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定時制で磨けた対人関係=大阪桐蔭高校吹奏楽部監督・梅田隆司さん

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梅田隆司さん
梅田隆司さん

梅田隆司(うめだ・たかし)さん

 音楽の楽しさにはまったのは、中学時代のことです。吹奏楽部に入りました。部員数も少なく、活動も運動会での演奏や年に1回の文化祭で発表会をするくらいの小規模でした。顧問の先生も、ほとんど来ないようなクラブで、演奏は独学でしたが、自由で、とても楽しかったです。担当はトランペット。父の事業が失敗し、経済的に苦しい中、音楽好きな母は父に内緒で、中古のトランペットを買ってくれました。

 高校は経済的な事情などもあり、学費や生活費に充てるため昼間は働いて、夜は定時制の大阪市立扇町第二商業高校(現・大阪市立中央高校)に通いました。乳酸菌飲料の配達や証券会社、八百屋などで働きました。八百屋の時は、午前5時に起きて、午後3時まで働き、その後着替えて学校に行くという生活でした。ピアノのレッスンにも通い、休日は中学の吹奏楽部の仲間とバンドを結成し、練習していました。

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