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2020年東京へ向けて、障害者スポーツの祭典を目指す選手たちや特別なルールの競技などを特集します。毎月1回更新。

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パラスポーツからの贈りもの 未来にワクワク=越智貴雄

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大好きなバイクにまたがり、バーベルを挙げる樋口健太郎。競技はあおむけの姿勢で行う=写真家・越智貴雄さん撮影
大好きなバイクにまたがり、バーベルを挙げる樋口健太郎。競技はあおむけの姿勢で行う=写真家・越智貴雄さん撮影

 インパクトのある出会いだった。2017年12月、国内最高峰のパラ・パワーリフティング大会である全日本選手権。ある選手の場内アナウンスに会場がざわついた。「この選手、病院からきました」

 大会の3カ月前にバイクで高速道路を走行中、後方の車に衝突され、大腿(だいたい)部を切断して入院中だった樋口健太郎。病院の許可を得て男子72キロ級に出場し、136キロを挙げて金メダルを獲得したのだ。退院してからも記録を伸ばし続け、昨年10月のアジアパラ大会では171キロと日本記録を更新した。

 競技を始めたきっかけを尋ねると、「脚を切った時、何かやろうと思って、すぐに東京パラリンピック出場を目指そうと思った」と話す。若い頃、ジムトレーナーをしていた経験もあり、パラ・パワーリフティングに競技を決めたという。

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