揺れる巨大帝国 ファーウェイを襲った「ブラックスワン」
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東京ディズニーランド2個分に相当する約120万平方メートルもの敷地に、西欧の古い街並みが再現されていた。専用電車が走り、おしゃれなレストランでは若者たちが食事を楽しむ。
テーマパークのようなこの施設は、中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)が深セン近郊に昨秋開いた研究開発施設だ。「優れた研究は良好な開発環境から生まれる、というのが我々の考えです」。案内役の担当者は豪華施設の狙いをこう解説する。
深セン市内の本社は約200万平方メートルとさらに広大だ。ホテルや病院、商業施設までそろい、一つの街を形成する。「中国最大の民間企業」といわれるファーウェイの巨大さが分かる。
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