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SUNDAY LIBRARY

本郷 和人・評『仏教抹殺』鵜飼秀徳・著

否定のエネルギーに、ふと戦慄を覚えた

◆『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』鵜飼秀徳・著(文春新書/税別880円)

 明治新政府は1868(慶応4)年にいくつかの法令を出し、融合していた神と仏(神仏混交)の分離を命じた。これが「神仏分離令」であり、ここから仏教を徹底的に破壊する「廃仏毀釈(きしゃく)」の嵐が吹き荒れた。本書はその様子を克明に綴(つづ)ったルポルタージュである。著者の鵜飼秀徳は僧籍にあり、名著『寺院消滅』などを著した新進気鋭のジャーナリストである。

 廃仏毀釈の運動のあとに万世一系の天皇を中心とする国家神道が成立したことは、もちろん知っていた。だが…

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