メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SUNDAY LIBRARY

本郷 和人・評『仏教抹殺』鵜飼秀徳・著

否定のエネルギーに、ふと戦慄を覚えた

◆『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』鵜飼秀徳・著(文春新書/税別880円)

 明治新政府は1868(慶応4)年にいくつかの法令を出し、融合していた神と仏(神仏混交)の分離を命じた。これが「神仏分離令」であり、ここから仏教を徹底的に破壊する「廃仏毀釈(きしゃく)」の嵐が吹き荒れた。本書はその様子を克明に綴(つづ)ったルポルタージュである。著者の鵜飼秀徳は僧籍にあり、名著『寺院消滅』などを著した新進気鋭のジャーナリストである。

 廃仏毀釈の運動のあとに万世一系の天皇を中心とする国家神道が成立したことは、もちろん知っていた。だが…

この記事は有料記事です。

残り637文字(全文923文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. おげんさんといっしょ 「#おげんさん」再び世界トレンド1位に 第3弾もSNS大盛り上がり

  2. NZ監督警戒「日本が組み合わせの反対側なのは幸運」 ティア1と認識

  3. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

  4. 路上生活者、台風19号の避難所入れず 台東区「住所ないから」

  5. ORICON NEWS 上戸彩、第2子出産後初公の場 変わらぬ美貌&スタイル披露

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです