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私だけの東京・2020に語り継ぐ

作家・雨宮処凛さん モラトリアムの街、中野

作家の雨宮処凛さん=宮間俊樹撮影

 中野にいたのは1994年から99年までの5年間です。人形作家になろうと北海道から出てきたものの、人形の粘土に触れてアトピー性皮膚炎が悪化して断念せざるをえず、ちょうどフリーターをしていた時期です。

 何者かにはなりたいけど、何をしていいか分からない。人生に戸惑い、がむしゃらに生きて“地獄巡り”のように過ごしていたのが中野での日々でした。

 街の雰囲気は、今と変わらないですね。北口駅前の商店街に行くと、古本屋やコスプレ店などサブカルチャーの店がある、魔境のような「中野ブロードウェイ」があって、私と同じような地方出身のバンドや演劇をしている「夢追い系」の貧しい若者がたくさんいて、安い飲み屋は、そういうモラトリアムな人たちであふれていました。

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