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元気なうちに家族で終活

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精神科医としての経験から家族で集まる機会に死生観を語り合っておくことを勧める保坂隆さん=本人提供
精神科医としての経験から家族で集まる機会に死生観を語り合っておくことを勧める保坂隆さん=本人提供

 終末期医療や葬儀、死後の話題は普段つい避けてしまいがちだが、家族や親戚が集まる機会に思い切って話をしておきたい。家族で終活に取り組んだ人に経験談を聞いた。

 ●元日に意見交換

 東京都世田谷区の精神科医、保坂隆さん(66)は毎年元日、用意した自分の墓へ妻子と出かける。今年も墓をきれいにしてから近くの寺へ初詣に向かった。20年前から続ける習慣で、毎年「これからもやるぞ」と自分に宣言する場にしている。

 実家の墓は山梨県にある。購入した墓地は現在の住まいに近く、富士山を望む眺めに親しみを感じた。まだ誰も埋葬されていないが、掃除が済むと家族で自然と手を合わせる。娘と息子が成人してからは、判断能力を失った場合にどこまで医療を施してもらいたいか、終末期について話し合う場にもなった。

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