女性医師

育休取れぬ 上司無理解、退職余儀なくされ 人材確保に影響も

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 出産後に育児休業を取得できない女性医師が後を絶たない。育児休業を取らせずに退職させる医療機関も少なくなく、「ブラック業界」ぶりに波紋が広がっている。医師の働き方について検討してきた厚生労働省の審議会は11日、女性医師支援の必要性を改めて強調したが、抜本改革にはほど遠い。【熊谷豪】

 「大変驚いた」。厚労省の審議会で昨年11月、連合の村上陽子氏がこう切り出した。

 日本医師会(日医)が、出産経験のある女性医師5214人を対象にした2017年調査で、育休を取得しなかったのは2131人(41%)。理由として、複数回答で「制度がなかったため」としたのは719人(36%)と最多だったからだ。

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