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特集

富士山書き初め2019 霊峰の魅力、書で体現

 日本のほぼ中央にそびえ、日本一の標高を誇る美しい山、富士山。そんな富士山をもっと子どもたちに身近に感じてもらおうと昨年始まった書き初めのコンクール「富士山書き初め2019」(毎日新聞社・認定NPO法人富士山世界遺産国民会議主催、静岡県・山梨県後援、東京会館協賛、公益財団法人独立書人団協力)が今年も行われた。

     小学生低学年、高学年、中学生の部に加えて、今年は高校生の部も作品を募集。合わせて1万3264点の応募があった。課題は小学生低学年は「ふじ」「日本一」、高学年は「富士山」「雲海」、中学生は「赤富士」「世界遺産」、高校生は「いつまでも富士山を世界遺産に」「霊峰富士」だった。各部門で最優秀賞1点、静岡県知事賞1点、山梨県知事賞1点、毎日新聞社特別賞1点、富士山世界遺産国民会議賞2点が選ばれた。

     上位部門受賞の作品を講評とともに紹介する。表彰式は20日に毎日ホール(東京都千代田区一ツ橋1)で。受賞作は23日まで毎日新聞東京本社1階(同)で展示されている。


    仲川恭司氏

    難題にもバランスよく

     ◆審査委員長 仲川恭司氏 (一財)毎日書道会理事 (公財)独立書人団理事長

    長野秀章氏

     ◆審査委員  長野秀章氏 東京学芸大名誉教授 元文部科学省教科調査官

     今年は画数の多い字と少ない字が混ざった課題が多く、難しかったが、上位入賞者はバランスよくまとめていた。小学生低学年の部最優秀賞「ふじ」はのびのびと書けている。点に強さがあり、紙面をとらえようという意識が感じられる。高学年の部最優秀賞「富士山」は線が締まっていて、しっかり書けている。字形も良いし、字配りもよくできている。

     中学生の部は行書が混ざるので字形に配慮して書くことが大事。最優秀賞「世界遺産」は行書の筆遣いが伸びやかで、4文字をきれいに収めており、名前も丁寧に入っている。

     高校生の部は半切での実施だった。「霊峰富士」の表現の多さ、「いつまでも富士山を世界遺産に」という文字の多い課題をうまくまとめた、半切だからこその魅力ある作品が多く集まった。最優秀作品「霊峰富士」は非常にスケールが大きく、線が豊かで書としての魅力が出ている。書いている人の気持ちの大きさが作品の魅力となっており、最優秀とした。


    小学生低学年の部(左から)最優秀賞:落合莉望さん、静岡県知事賞:奈良ひよりさん、山梨県知事賞:田辺美藍さんの作品

    小学生低学年

    最優秀賞 和歌山県有田市立保田小2年・落合莉望

    静岡県知事賞 青森市立浪打小3年・奈良ひより

    山梨県知事賞 山梨県甲州市立塩山南小2年・田辺美藍

    毎日新聞社特別賞 高松市立太田小3年・土井千紘

    富士山世界遺産国民会議賞 山口県宇部市立恩田小2年・大林奈央、同県柳井市立柳井小3年・樽本美海

    小学生高学年の部(左から)最優秀賞:桑原栞乃さん、静岡県知事賞:山根由衣さん、山梨県知事賞:湊さらさんの作品

    小学生高学年

    最優秀賞 千葉県佐倉市立志津小4年・桑原栞乃

    静岡県知事賞 鳴門教育大学付属小6年・山根由衣

    山梨県知事賞 山梨県富士河口湖町立小立小5年・湊さら

    毎日新聞社特別賞 福島県湯川村立笈川小5年・谷ケ城奏

    富士山世界遺産国民会議賞 青森県藤崎町立常盤小5年・横山龍桜、青森市立浪岡北小5年・佐藤仁理

    中学生の部(左から)最優秀賞:小池未歩さん、静岡県知事賞:河合歩星さん、山梨県知事賞:須藤大翔さんの作品

    中学生

    最優秀賞 私立金城学院中3年・小池未歩

    静岡県知事賞 浜松市立浜北北部中2年・河合歩星

    山梨県知事賞 弘前大学教育学部付属中2年・須藤大翔

    毎日新聞社特別賞 山梨県南アルプス市立八田中3年・保坂凪咲

    富士山世界遺産国民会議賞 高知県須崎市立朝ケ丘中1年・松本絵、山口県下関市立川中中3年・市原怜華

    高校生の部(左から)最優秀賞:藤川彩花さん、静岡県知事賞:栗原柚さん、山梨県知事賞:川上乃愛さんの作品

    高校生

    最優秀賞 兵庫県立芦屋高3年・藤川彩花

    静岡県知事賞 埼玉県立松山高3年・栗原柚

    山梨県知事賞 私立中越高2年・川上乃愛

    毎日新聞社特別賞 兵庫県立芦屋高3年・谷村紗菜

    富士山世界遺産国民会議賞 埼玉県立川口高1年・今井彩名、静岡県立浜松北高1年・内田菜月

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