英国

EU離脱合意案否決 止まらぬ人材流出 ベルギーの大学に転籍、暗号研究者「専門分野採用も移民に厳しい」

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ナイジェル・スマート教授=ルーベンで2018年12月19日、八田浩輔撮影
ナイジェル・スマート教授=ルーベンで2018年12月19日、八田浩輔撮影

 【ブリュッセル八田浩輔】英国で欧州連合(EU)離脱を巡る混迷が深まる中、あらゆる分野で活動拠点や人材が英国外に移る動きが広がっている。学術界も例外ではない。情報通信のセキュリティーに欠かせない暗号研究で第一線を走る研究者で、同僚と共にベルギーの大学に転籍して1年を迎えた英国人のナイジェル・スマートさん(51)。祖国を離れた理由を聞いた。

 スマートさんはIT企業勤務などを経て、英西部ブリストル大学で暗号研究グループを発足させ、17年在籍。ベルギーのルーベン・カトリック大学に教授として転籍したのは、EU離脱の是非を問う国民投票から1年半がたった昨年1月だ。英国の大学では人材を集められなくなったことが直接の理由だった。

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