訪日客

消費伸び悩み 地方へ誘導、カギ

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大勢の外国人旅行者らでにぎわう伏見稲荷大社=京都市伏見区で2019年1月10日、釣田祐喜撮影
大勢の外国人旅行者らでにぎわう伏見稲荷大社=京都市伏見区で2019年1月10日、釣田祐喜撮影

 観光庁が16日発表した2018年の訪日外国人旅行者数は3119万人、消費額は4兆5064億円といずれも過去最高だった。しかし、消費額は節目の5兆円に届かず頭打ち。「20年に4000万人、8兆円」の目標を掲げる安倍政権は、手薄だった訪日客の地方誘致と消費拡大に力を入れるが、成果は上がるのか。一部地域では交通渋滞などが社会問題化し、「観光立国」に向けた課題は多い。

 訪日客は格安航空会社(LCC)の就航などで増え続けているが、これまでは大都市圏に集中していた。観光庁によると、都道府県別の外国人宿泊者数は東京、神奈川、千葉の1都2県で全国の3割を占め、人気の愛知、京都、大阪、兵庫の2府2県を加えると6割を超える。政府はLCCなどで地方へ訪日客を呼び込み、官民で全体の消費額を増やすことを狙っている。

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