メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ひと

真藤順丈さん=「宝島」で第160回直木賞

 トレードマークの帽子を小粋にかぶって登場し、会心の笑みを見せた。

 2008年、ダ・ヴィンチ文学賞大賞、日本ホラー小説大賞など新人賞4賞をそれぞれ別の作品で受賞。華々しくデビューするも、なかなか評価されず徐々に注文が減って低空飛行状態に。「急に門戸が開かれて浮足立った。仕事が来ても、能力が追いつかなかった」と苦笑いで振り返る。ホラー、ファンタジーなど非現実的要素の多い小説を書きながら、少しずつ腕を磨いた。

 受賞作は戦後、米軍統治下の沖縄を舞台に苦難を背負った沖縄人(ウチナンチュ)が生き抜く姿を描いた。デビューして5年ほどたった時、「物語の力を前面に出せるものを」と、沖縄に取り組んだ。しかし途中で行き詰まる。「出自が違う自分は戦後沖縄の複雑さを頭ではわかっていても、体にしみこんでいなかった」

この記事は有料記事です。

残り327文字(全文676文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「嵐フェス2020」収録中の花火で神宮球場の試合中断 ジャニーズおわび

  2. 大阪・梅田HEP FIVEで高校生転落し死亡 路上の19歳巻き添え意識不明

  3. 特集ワイド れいわ・山本氏、強気姿勢から現実路線に? インディーズ魂のままで 結党1年余、リーダーの顔に

  4. 「優しく温厚。成人式で会えると…」 大阪・巻き添え死 女子学生の友人が涙

  5. #排除する政治~学術会議問題を考える 行革や効率性で「文句を言う人」飛ばす怖さ 菅政権の新自由主義 重田明大教授

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです