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大槌町旧庁舎解体へ準備「再度話し合いを」 原告ら複雑な思い

判決後に記者会見する原告の高橋英悟さん(中央)ら=盛岡市で2019年1月17日、日向米華撮影

 東日本大震災の津波で被災し、保存か解体かで意見が割れてきた大槌町旧役場庁舎。住民団体代表と遺族の2人が平野公三町長を相手取り、解体工事と公金支出の差し止めを求めた住民訴訟で、盛岡地裁は17日、原告側の請求を退けた。壁面の時計などが撤去され、着々と本体解体に向けて作業が進む中、「町長の行為は裁量権の範囲の著しい逸脱や乱用があるとはいえない」と司法は判断。住民たちが複雑な思いを抱えたまま、18日に解体が始まる。

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