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錦織圭(29)や大坂なおみ(21)=ともに日清食品=ら日本選手が国際舞台で活躍しているテニスを通じ、世界的な知名度アップを狙う日本企業が増えている。オーストラリア・メルボルンで開催中の全豪オープンでは、日本の企業が4大大会で初めて公式球を供給している。アジア圏からの観客増員を目指す大会主催者側の思惑もあり、日本企業のテニスビジネスは拡大している。【浅妻博之、メルボルン新井隆一】
全豪で採用されたのは、住友ゴム工業(本社・神戸市)のテニスブランド「ダンロップ」のボール。会場内の同社ブースには多くの観客が訪れ、注目度の高さがうかがえる。同社テニスビジネス部の鈴掛彰悟さん(43)は「日本のブランドとして世界に出て行く大きな一歩」と力を込める。以前は歴史や伝統のある4大大会では、主に欧米メーカー製が使用されてきた。ただ、全豪は「アジアパシフィック地域で行われる唯一の4大大会」で…
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