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論点

「移民社会」 どうする社会保障

小林米幸氏

 今年4月の改正入管法施行によって、日本で働く外国人の増加が見込まれる中、医療や年金などの社会保障制度の見直しが課題になっている。現在の制度は日本人への適用を前提としており、外国人の暮らしを守る上では不備もある。外国人労働者を日本社会の一員として受け入れるため、どのような措置が必要なのだろうか。

 外国人を差別的に扱う医療体制は人権上、許されない。反対に、外国人を優遇すれば排他主義に火がついて、広がる恐れがある。外国人差別にも、日本人に対する「逆差別」にも偏らないように徹底しないと大きな問題になる。

 教訓になるのは、1975年以降の1万人以上のインドシナ難民の受け入れだ。当時、受け入れ施設のあった神奈川県大和市の市立病院で勤務していたが、「『(難民は)日本語ができない』という理由で他の病院では診てもらえない」という相談が相次いだ。

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