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記者の目

政府の辺野古土砂投入 移設強行は許されない=佐野格(西部報道部)

土砂投入が始まった翌日も県民らが米軍キャンプ・シュワブ前で抗議の声を上げた=沖縄県名護市辺野古で2018年12月15日、佐野格撮影

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画を巡り、政府は昨年末、県民の強い反対の声を無視する形で土砂投入を強行した。辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で市民から「民意とは一体何なのか」という激しい反発の声が上がる光景は、安倍晋三首相が繰り返し語ってきた「沖縄に寄り添う」という言葉とはほど遠い。戦前戦後と沖縄が歩んできた苦難の歴史を踏まえ、県民の気持ちに思いをはせれば、辺野古移設はこれ以上強行すべきではない。

 土砂が投入される9日前の昨年12月5日、政府は埋め立て予定海域に運ぶ土砂の積み込み作業をするため、名護市安和にある民間会社の桟橋の利用を再開した。周囲には前日までカミソリをつけた鉄線が張り巡らされていた。桟橋前で防衛省沖縄防衛局の職員らと市民がもみあいとなり、座り込む市民を県警の機動隊が強制排除。「沖縄に基地はいらないよ。基地は(首相の地元の)山口に持っていけ」。那覇市の女性(73)が怒りと悲し…

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