年末年始の長い連休が終わると、また3連休が続き、休日の合間に仕事をしている気分になる。休日が増えても、仕事の量は減るわけでもなく、合間の出勤日は1日で10件を超すアポが入る。休日が増えたからといって、「ゆとり」ある生活とはならない。海外は日本のように休日ではないため、家でメールでの連絡に追われる羽目になる。
休みが増えた分、生産性が上がっているのかとなると、疑わしいものである。技術屋さんは開発のスケジュールや納期が延びるわけでもなく、オフィスが使えないことや集中力が途絶えることで、かえって生産性が落ちるといった不満もある。稼働日の減少に応じて開発期間を見直すべきだという声もあるのだが、ITの世界で国際競争が激化する現状では、日本の事情に対応するだけでは海外に後れをとるだけである。
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