京大・吉田寮に仮処分 大学側「明け渡し訴訟排除せず」

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吉田寮現棟に掲示された京都地裁の仮処分の公示書=京都市左京区で2019年1月17日、菅沼舞撮影
吉田寮現棟に掲示された京都地裁の仮処分の公示書=京都市左京区で2019年1月17日、菅沼舞撮影

 京都大が耐震性を理由に退寮を求めている吉田寮(京都市左京区)の現棟(1913年建設)と食堂について、京都地裁が17日、占有移転禁止の仮処分を執行した。明け渡しを求める訴訟の前提として、被告となる占有者を固定するための措置で、建物は裁判所の管理となるため、占有権を他人に移すことができなくなる。大学は同日夕に記者会見を開き、「明け渡し訴訟は排除していない」と提訴を視野に入れていることを明らかにした。

 寮自治会によると、同日午前10時ごろ、裁判所の執行官と大学職員らが現棟と平屋の食堂を訪れ、廊下や居室を確認し、通告書を掲示したという。

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