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神奈川大学の横倉節夫名誉教授に県内で暮らす外国人が増えた経緯や今後の課題などを聞いた。【聞き手、中村紬葵】
神奈川県に外国人が多くなったのは、東京都西部から川崎市、横浜市を中心に発展した京浜工業地帯がきっかけだった。工場が置かれ、バブル期の人手不足によって雇われた外国人が周辺に多く住んだ。労働者が集まる場所は周辺に飲食店が並び、栄えていく。
外国人の総数が増えるとともに中国人も増えている。1978年からの改革開放政策により職を求めて国外に出た中国人と、労働力不足だった当時の日本。送り出す側と受け入れる側の事情がかみ合った。そして日本に住み始めた人を頼って、親族や同郷の人が来日してますます増えた。
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