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ここであった戦争

高槻・巨大トンネル群「タチソ」 埋もれゆく「負の歴史」 /大阪

「タチソ地下壕跡」の銘板。戦後50年の記念に、大阪府と高槻市が建てたが、「高槻『タチソ』戦争保存の会」と碑文をめぐってなかなか折り合いがつかなかったという=大阪府高槻市で、亀田早苗撮影

 太平洋戦争末期、全国に造られた地下軍事施設の一つが高槻市成合に残っている。「高槻地下倉庫」。略称(暗号)で「タチソ」と呼ばれる約30本のトンネル群だ。危険な開削作業には、強制連行された人を含む朝鮮人労働者があたった。

 タチソは本土決戦をにらみ、大阪城内に司令部があった中部軍の戦闘指揮所を地下移設するため、1944年11月に工事が始まった。45年1月、兵庫県にあった川崎航空機の工場が空襲を受け、戦闘機「飛燕(ひえん)」のエンジンを製造する地下工場に目的を変更。45年に2期工事も始まった。敗戦時、一部は完成して機材も備え、45年8月20日に操業予定だった。

 1990年に発足した市民グループ「高槻『タチソ』戦跡保存の会」が調査や保存運動を続けてきた。希望するグループを現地に案内しており、記者は昨秋、教員グループに同行した。

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