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トレンド観測

Theme 社会学の本 「地に足着いた分析」に関心

『社会学はどこから来てどこへ行くのか』の著者4人によるトークイベント。左から岸政彦さん、北田暁大さん、筒井淳也さん、稲葉振一郎さん=大阪市北区で、須藤唯哉撮影

 大型書店の人文書コーナーで今、社会学系の本が「熱い」という。学問としての社会学は対象が広く難解な側面もある中、何に関心が寄せられているのか。特に話題を集めている、社会学者4人によるリレー対談集『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(有斐閣)から探ってみた。

 本書は、岸政彦・立命館大大学院教授▽北田暁大・東京大大学院教授▽筒井淳也・立命館大教授▽稲葉振一郎・明治学院大教授--の共著。40~50歳代で発言や寄稿がメディアに取り上げられることも多い面々が2015~18年にかけて対談、鼎談(ていだん)した内容が収録されている。愛らしいイラストの装丁でありながら中身は2段組みで350ページ超と重厚だ。先達の仕事、昨今の学生の生活実態、世界の社会学の動向など話題は幅広く専門用語も飛び交うが、「マイノリティー」「フェイクニュース」など時事的なトピックから語られているので興味のある箇所から読むこともできる。

 版元の有斐閣は初版7000部を用意したが、昨年11月の発売前から相次いでいた書店からの注文が途絶え…

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